清久果樹園とは
清久果樹園は、北海道の余市町にある果樹園です。
余市町は、温暖な気候に恵まれていて、多くの果樹園があるフルーツの生産が盛んな地域です。
清久果樹園は昭和3年。1928年に果樹園が創設。
長い間、余市の地で果物を栽培しています。
敷地面積は約2万坪。
果樹畑は、傾斜地・丘に囲まれた位置にあり、寒暖の差が大きく、その為果物は糖分を増してきます。
又、木々の間を4m以上に広げている為、果樹全体に太陽光が当たる様作付けしている為、養分を吸収し、十分に完熟した果物ができるのです。
当園では、果実の美味しさ・ボリュームは土を改善する事が最重要と考え、
「魚かす」と言う有機肥料を使用。
数年前から土壌改善を図っています。
清久果樹園の春は、さくらんぼから始まります。
さくらんぼは、ルビーのような外観で甘くて美味なさくらんぼの代名詞ともいえる「佐藤錦」をはじめ、
果肉が柔らかく、酸味と甘みの組み合わせが絶妙な「水門」。
扁円形で大きく、固い果肉が食べ応えたっぷりの「紅秀峰」の3種類があります。
夏はプルーン。
栄養があり、美肌効果もあると評判のプルーンは、
「トレジディー」、「サンタス」、「ロブドオブサーチェン」、
「ベイラー」、「クラシマ」、「サンプルーン」の6種類を栽培。
注文があった時に、一番いい状態の生プルーンを産直しています。
そして秋はりんご。
清久果樹園でもっとも注文の多いのがりんごです。
蜜が入り糖度が高い、甘味豊富なりんごの定番品・「ふじ」や
「ふじ」と「つがるを交配させた、柔らかい果肉とさっぱりとした味が特徴の「ハックナイン」。
黄白色で多汁な果肉と、緻密で硬く蜜が少し入って甘みと酸味のバランスがいい「昂林」、
甘酸適和で芳香があり、果汁が多い「北斗」にシャキシャキとした食感が美味な「ジョナゴールド」、
果汁が多く酸味が少ないため、口の中に甘みが広がる「シナノスイート」を栽培。
収穫は10月中旬ころから始まります。
冬になると、木成完熟させ収穫した「ふじ」を自然の雪の中で保存します。
雪の中は冷蔵庫と違い、乾燥したり水分が抜けることがなく
一定の温度湿度が保たれるおかげで、瑞々しくまろやかで美味しい雪中りんごジュースができるのです。
雪中りんごジュースは、ニッカウイスキー蒸留所の物産コーナー・ノースランドで発売中です。
ほかにも清久果樹園のりんごで作った、果汁100%のオリジナルりんごジュースは、
ニッカウイスキー蒸留所と北海道どさんこプラザ札幌店、そして清久果樹園ネットショップでほぼ通年販売中です。